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2010年11月10日水曜日

雑記 : 精神病と大学院

ドクターを修了して、2年ほど経つのですが、たまに恩師のところに世間話をしに行きます。
教授もたまに会うと、学生時代には決して話さなかったような悩み事を話すことがあります。

前回は「留学生に博士号を取らせたが就職がなかった。」、今回は「精神病の学生が多く、対応に困る。」とのことでした。

この記事では後者の方を扱います。

実は私自身、精神障害者です。
実は手帳を持っています。

そんな話を在学中にしてもいたのですが、教授曰く「あんたは普通にできとった!」だそうです。
結構、ギリギリまでがんばってドクターを取ったのですが、と思ったりしました。

そのときに聞いたのが、私と同期でドクターを取った人も精神病(欝)で10年以上患っているとのことでした。
その人の博士論文はとてもひどい内容だったし、私の半分も研究していないような人だったので、なんでこんな人にドクターを出すんだろうと疑問に思っていたのですが、そういったわけだったんですね!
でも、私にはあまり配慮がなかったような気がするけど。。。
まあ、人によりけりですかね?

ちなみにその人は文字通りミニマム卒業でした。
ドクターなのに英語の論文0本。
という、快挙をやってのけました。
ちなみに私は5本。

まあ、その人は派遣会社に就職しましたが、私は普通に正社員なので、がんばった分の多少は報われているような気がします。

さて、教授が悩んでいたのは、そんな卒業した人のことではなく、現役生です。
なかなか優秀な後輩だったのですが、D2の5月位から3ヶ月くらい行方不明になり、果ては研究放棄して、先生に投稿論文を代筆させたという人です。
能力的には優秀なのですが、ちょっと変ですよね?
その人は「新型欝」の疑いがあるそうです。
研究は放棄、だけど、遊びはOKだそうです。
そんな彼も今年でD3、ちゃんと博士論文を書いているんだろうか?
心配です。

ドクターに行くと意外とストレスが多いので欝とかになる人が多いので、皆さんもメンタルヘルスには気をつけましょう。
最近は心療内科も敷居が低くなってきました。
少しでも気になったら、一度、受診してみることをお勧めします。

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