やたらと大学院進学を勧めてくる先生ってどこの大学にもいますよね?
よかれと思い薦めている場合と学費や研究要員目当てで誘っている場合とあります。
特に近年、少子化が進み大学に在籍する学生の数も減っているため、教員も学生確保に走っているようです。
大学の先生が大学院に誘う場合は大まかに分けると2種類あります。
①本当に能力があって、大学院で伸ばしたいと思っている場合。
②学費、労働力、自分の研究・教育実績を作りたい場合。
ほとんどの場合が②です。
残念ながら、90%以上が②です。
また、修士課程で優秀な成績を修めた学生に博士課程の打診をし、修了後の進路も約束すると言い、進学させる場合もありますが、これも怪しいです。
全く進路の世話をしないことはないと思いますが、ポスドクとか中小企業を紹介される場合も多いのであまり当てにしないほうがいいと思います。
「大学の先生に進学を勧められる=優秀」ではないことに注意しましょう!
大学の先生と言っても所詮は大学の世界しか知らない人なので、民間の需要など分かっていない人が多いのです。
自分の下で何年間か修行すれば、一人前とか本当に思っている先生もいますが、実社会はそんなに甘くはありません。
先生に薦められようが薦められまいが、自分自身の人生です。
大学院に入学するということはすでに成人しているわけですから、すべては決断した本人の自己責任です。
自分の価値観や研究室の研究内容と照らし合わせて、自分の進路は自分で決めましょう。
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