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2010年10月24日日曜日

「学士」について考えてみよう!

私は勉強はきちんとしていたのですが、大学生のとき、「学士」の学位についてあまり深く考えたことはありませんでした。

「学士」とは4年生大学もしくは高専の専攻科(5年+2年の課程)を卒業した者に対して与えられる学位です。
2ちゃんねるなんかで「使える資格はなにか?」というスレが立ったとき、一番にあがるのが、資格ではありませんが、「学士」の学位です。
まあ、日本も一応、学歴社会なので、大学は出ていた方が何かと有利に働くとことが多いということのようです。

私の父は高専(5年制)を卒業しているので、学歴としては「短大相当」の「準学士」になるのですが、30年以上も地道に働いて、1級建築士の資格も取得し、昨年から役員ではありませんが、幹部扱いの部長職をしています。

そんな私の父がよく言うことは、「大学名なんてどこでもいいから大学くらいは出ておいた方がいいよ」と言います。
私の父は最王手のゼネコンに勤めているのですが、父と同格の部長はみんな旧帝大クラスの大学を出ているそうです。
そんな中で、高専卒というのは少しコンプレックスがあるのかな?と思います。
それでも、そのハンデを覆し、幹部になった父はとても仕事熱心な人ですし、努力もし、才能にも恵まれた人間だと私は認識しています。
そんな人が大学に行った方がいいと言っているくらいですので、大学卒の肩書きにはそれなりの意味があるのではないでしょうか?

ただ、遊んで卒業したのでは無意味かもしれませんが、大学で学問に打ち込んだ4年間というのはとても意義のあるものだと私は思います。

卒業してすぐに大学で学んだことが役に立つことはないと思いますあ、数年先、数十年先にじわじわと現れてくるのが「学士」の価値ではないかと思います。

実社会の問題や求められる技術を理解することができる能力があると認められた者が「学士」と呼ばれるのではないのでしょうか?

なんにせよ、きちんと勉強をしておけば、就職や昇進などいろいろと人生の岐路に立ったときに、役に立つものだと思います。

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